【英語学習者向けブログ】英語の構造把握~品詞~

こんばんは。明日実はラグビーワールドカップを見に行きます。スコットランド対ロシア戦ですが。ワールドカップ自体日本でやることが珍しいのでどんなチームであれ、見に行けるのはとても贅沢なことですよね。

来年はオリンピックも控え、各地インバウンドの観光客でにぎわっていることでしょう。そんな時に突然外国人から道を聞かれたら・・・リアルな英語は机上の英語とはわけが違いますよ。言語も生き物だなと肌で感じます。

 

そんなわけで本日も続きを行っていきましょう。

前回は5文型についてお話をしました。覚えていますか?

 

今回のテーマは品詞です。この品詞の理解も英語を理解するにあたり非常に重要な単元です。ではまずは、みなさんが知っている品詞を挙げてみてください。〇〇詞というものが品詞の仲間になります。

 

名詞

動詞

形容詞

副詞

接続詞

助動詞

冠詞

前置詞

代名詞

疑問詞

 

このくらいでしょうか。

さあ、ここで重要なことは

1.それぞれの単語がどのグループに属するかわかること

2.それぞれの品詞の働きは?

 

例えば1に関して

penの品詞は?名詞ですよね。canの品詞は?助動詞ですよね。beautifulの品詞は?形容詞ですよね。これは単語の意味を覚えると同時に品詞も覚えてもらいたいですが、でも意味を考えると日本語から品詞が想像できますけどね。だってrunを「走る」で覚えたら動詞ってわかりますよね。「~ゥ」となる単語は動詞ですもん。

 

例えば2に関して

名詞ってどんな働き?動詞ってどんな働き?まあ何となくのイメージでいいのですが。

とにかく上記の品詞の中で絶対に覚えてほしい働きが2つあります。

形容詞の働きと副詞の働きです。

 

形容詞の働き→名詞を修飾するor動詞の後ろに来る

副詞の働き→動詞、形容詞、副詞を修飾する

 

修飾の意味は分かりますか?要するに説明するって感じですかね。

まずは形容詞から例を見てみましょう。

she is a beautiful girl.

まずはgirlという名詞をbeautifulという形容詞が修飾しています。要はどんなgirlかを形容詞が説明しているんですね。

この文は she is beautiful でもいいかえれます。このパターンは、「形容詞が動詞の後ろに来る」パターンですね。

 

つづいて副詞の働き。これがわりとややこしい。納得してもらえるだろうか・・・

I often eat sushi. この中で副詞は何かわかりますか?

oftenです。ではoftenは何を修飾していると思いますか?

「I?」「eat?」「sushi?」

応えはeatを修飾しています。日本語で考えてみてください。「しばしば→食べる」というように食べる頻度の説明をしていますよね。決して「しばしば→わたし」「しばしば→すし」という修飾の仕方ではないとわかります。

ではこれはどうですか?

I like soccer very much

ここで問題はvery とmuchの品詞です。まずveryは何を修飾してますか?こたえはmuchです。ではmuchは?「とても」なので「とても→すき」と「like」を修飾しています。すると、likeという動詞を修飾しているから、muchは副詞。さらにmuchという副詞を修飾しているからveryも副詞になります。

 

皆さんが今考えていることがよくわかりますよ。

そんなことおぼえなくたってI like soccer very muchの意味は分かるよ。品詞を覚えたってショーがねーじゃん。

でもあえてここでは詳しく説明はしませんが、この知識が英語が複雑になったときの理解の道具として、はたまた英文を自分で作る材料として非常に役立ちますので、だまって覚えてください。

 

とにかく「形容詞の働きは?」「副詞の働きは?」を覚えましたか?

 

それでは次に、単語数の少ない品詞からさらっとふれますか。

 

冠詞→a,an,the

疑問詞→what, who , when, where, why, how, whose

代名詞→I you she he we they it 

 

ここはいいでしょう。

 

次は接続詞。接続詞とは文字通り文と文、単語と単語をつなげるものです。

これは2種類あります。

 

1、等位接続詞:等しいくらいのものを並べるand or but

2、従位接続詞:後に文を従えるwhen if because など

 

等位接続詞はかならず前後で等しい品詞を並べます。わかりやすいのは

I eat icecream and humberger. こんなのは何と何を並べているか言うまでもないでしょう。では

I went back home and watched TV. はどうでしょう?ここではand でwent back home

watched TV.が並べられています。これもめちゃ重要。なぜならば長文でandやorが出てきたとき、何と何を並べているかわかるだけで訳を導き出せるからです。

コツは

andの直後の品詞を考える→その品詞と同じ品詞をandの前から探す

これで並べている語がわかるようになります。

 

次!従位接続詞です。これは後ろに文を従えるという意味ですが、例えば

if I wake up early tomorrow, I will run inthe park.

などかならず文が後ろに来ます。

 

あ・・

そもそも文てなんですか?

それはSVを含んでいる文です。だって5文型の時に、英語はすべて5文型に分かれるといいました。そして5文型はすべてSVを含んでいます。だからSVを含んでいる文を「文」と呼びます。

こんなのも従位接続です。

I think she has a good characteristic.

これはthatが従位接続詞です。なんでですか?それは I thinkという文の後に、she has a good characteristic.という文をつなげているからです。

 

これが接続詞です。日本語では、「~から」とか「~とき」は文と文の間に来ますよね。「わたしが子供の時、よく公園で遊んだ」みたいに

でも英語は文の最初につきますからね。「When I was a child, i used to play in the park」

 

後の品詞も割と重要です。

 

助動詞:動詞に意味を付け加える。can may must will have toなど

  I can play the pianoは「することができる」と動詞に意味を付け加えていますよね。

 

前置詞:in on at of off with without over onto into

この前置詞は、場所や方向などを表す単語で、直接的な日本語訳はないものです。

ただし、この前置詞、めちゃ大事なポイントがあります。

前置詞は後ろが多くの場合名詞になります。その際、前置詞+名詞の働きが2種類あります。

 

1、形容詞の働き

2、副詞の働き

 

例でみていきましょう。

the dog on the desk jumped. これは「机の上の犬が飛んだ」という文です。さて「on the desk」は何を修飾していますか?そうです「the dog」です。なぜなら「机の上の→犬」だからです。この時「on the desk(前置詞+名詞)」は形容詞の働きをしていますよね。

 

では次は?I played baseball in the park. 「in the park(前置詞+名詞) 」は何を修飾してますか?そうです。「play」です。なぜならば「公園で→やった」からです。これは副詞の働きをしています。

ここね、めちゃくちゃ重要ポイントだって説明しながら気づいた。

すさまじく読解等に役に立ちます。ということで覚えといてください。

 

かなり長くなりましたが、品詞の話は以上にしたいと思います。

前回と今回は、英語の基本中の基本なのでかならず頭に入れてください。そしてだんだんと話を進めていくとそういうことだったのかと気づくことも多くなっていくと思うので、ご心配なく!

 

あー疲れた

それでは!