【英語学習者向けブログ】英語の構造把握~5文型~

こんにちは。

さて今日からは具体的に英語の基礎基本をお伝えしていきます。

前回の記事で、「英語の原理原則」と表現しましたが、この原理原則を身につけることにより、皆さんが勉強しているリスニングやスピーキングの理屈がわかり、丸暗記から脱却できます。たまに英文1000本ノックとかいって、1000文丸暗記している人がいますがちょー効率悪いですよね。原理原則を身につければ、そんな苦労がなくなるのに。

とはいえこの原理原則を身につけるのはそれなりの時間と労力がかかるのは間違いありません。この時間と労力をへらすために、このブログを始めたといっても過言ではないので、できるだけわかりやすくまとめていきますよ。頑張ってひとつずつ理解していってください。

 

まずは5文型から。

皆さんに質問です。英語の5文型をすべて答えてください。

高校の一番最初の授業でやったなーって感じですよね。もちろんやります。基礎中の基礎なので

 

1文型:SV

2文型:SVC

3文型:SVO

4文型:SVOO

5文型:SVOC

 

すべての英文は、そうすべてのすべての英文はこの5文型のどれかに分かれます。どんなに長い文でもこの5つに分かれていきます。この5文型をしっかり押さえないと英語が理解できないといっても過言ではないでしょう。

 

 

それでは順を追ってみていきます。それぞれの意味からふれましょう。

 

S=主語 V=動詞 C=補語 O=目的語 

 

お気づきかと思いますが、英語の文章にはすべてにおいてSとVがあります。そしてこの中で最も重要なものがV(動詞)なのです。なぜならば、動詞によってそのあとに続くOやCが決まってくるからです。簡単に言うと、この動詞はOだけを取る、この動詞はOとCを取るなどのように、動詞ごと後ろに来るものが変わってくるからです。それでは世の中にあるめちゃくちゃたくさんの動詞すべての使い方を覚えなきゃいけないのと思った人・・・そんなことはありません。なぜならば2文型や4文型、5文型の動詞は数に限りがあるため、それだけを覚えればあとは1文型か3文型のどちらかです。この分け方は後日またお伝えしますね。とにかく「動詞の使い方が死ぬほど重要!」ということは覚えておきましょう。

 

話を戻します。

まずは5文型それぞれの違いについて理解しましょう。

 

〈1文型〉SとVだけで成り立つ文 例:I run in the park.

               SがI、runがVになります。in the parkはなんなのか?後ほど詳しく説明しますが、実はin the parkがなくても文が成り立つので、これらを修飾語とよびます。

 

〈2文型〉S=Cが成り立つ文 例:I am a teacher.

I は teacher なのでS=Cとなります。

 

〈3文型〉S≠Oの文 例:I have a pen.

I は a pen ではないのでS≠Oとなります。

 

〈4文型〉O≠Oの文 例:I gave her a present.

her は a present  ではないのでO≠Oとなります。かならず一つ目のO=人、2つ目のO=もの になります。

 

〈5文型〉O=Cが成り立つ文 例:I call the dog pochi.

the dog は pochi となるのでO=Cとなります。

 

このようなかたちで5文型は成り立っています。このくらいの知識は朝4時にたたき起こされても寝ぼけ眼でも言えるようにしておきましょう。

 

 

さきほど「動詞が命」ということを伝えましたが、runは1文型を取る動詞、haveは3文型を取り後ろに目的語を取る動詞となります。ちょっと難しいのは、動詞によって複数の文型を作れるということです。例えば5文型のcallですが、3文型になるとI call youで「私はあなたに電話をかける」ですが、5文型になるとI call the dog Pochi 「私はその犬をポチと呼ぶ」になります。callは3文型も5文型もとる動詞なのです。

 

 

私がこれら動詞の使い方をすべて覚えようとしたかというとそんなことはなく、次第に使い方に慣れていったという感じです。まあ慣れていくとこれは3文型かこれは4文型か見ないな感覚になれるので、そんなに焦る必要はありません。

ただし!5文型がどういうもので、違いは何なのかは必ず覚えましょう!!

それでは本日はここまで。

明日は品詞について学びましょう。