【英語学習者向けブログ】英語の構造把握~五文型と品詞の関係、句と節~

こんちは。大型台風が接近し、うちの周りは大荒れです。

せっかくの休み、せっかくの三連休がだいなしですよ。色々お出かけしようと思っていたのに。

さて、前回、前々回と英語の構造把握のお話しをしてきました。

前回までの話を聞いて、こんなこと覚えるより英語に触れたほうがましだよだとか、こんな文法やっても意味ないよとか声が聞こえてきそうですが、日本人はこれを勉強しなければ無理です。これやらないからいつまでたっても英語ができるようにならなのですよ。急がば回れ

まだ話すことはたくさんあります。いったん復習します。

 

5文型は?

1文型:SV

2文型:SVC

3文型:SVO

4文型:SVOO

5文型:SVOC

 

英語で使われる品詞は?

名詞、動詞、形容詞、副詞、接続詞、助動詞、助詞、冠詞、前置詞、代名詞、疑問視

 

この辺は頭に入りましたでしょうか?

では今度は品詞と5文型の関係について話していきますよ。

 

それぞれのS、V、O、Cには、使われる品詞が決まっています。

S=名詞のみ

V=動詞のみ

O=名詞のみ

C=名詞、形容詞のみ

 

基本的な文とは、名詞動詞形容詞のみで作られると言う事がわかります。なぜならば5文型はこの3つの品詞しか使われないので。

てことは基本的な英文を作りたいのであればまずは名詞、動詞、形容詞を覚えることが最優先です。これ以外の語は、修飾語と呼ばれるものになります。英語ではMとして扱われます。

I live in Toko.  

I=S  live=V    in Tokyo=M

となります。

 

さて、つづいてはもう一つ重要な、節と句についてお話ししましょう。

と言ってもこの2つの区別はとっても簡単。

節=SVを含む文

句=SVを含まない文

 

たとえば

I think that he is a good person. という文があります。

これは何文型だと思いますか?

 

3文型です。

S=I   V=think      O=that he is a good person

となります。この時、Oはいくつかの単語が連なっていますが、thatという接続詞がhe is a good personをI thinkとつなげています。これを「that節」と呼びます。この接続詞は後ろに節を導けるのです。

ではこれはどうでしょう。When he came home, I was drinking a coffee.

こんどはwhenという接続詞がhe came homeをI was drinking a coffeeとつないでいます。このときwhen he came homeのことを「副詞節」とよびます。節となる理由はわかりますよね?he cameというSVが入っているからです。ではなぜ「副詞」になるのか?when he came homeは何を修飾していますか?「彼が家に帰ってきたとき→飲んでいた」ですよね。なのでwas drinkingという動詞を修飾しています。だから「副詞」になるのです。節はわかりましたか?

では次はどうでしょう?

I play soccer in the ground.

S=I  V=play O=soccer   M=in the ground

Mにいくつかの語が入っていますね。 これを前置詞句といいます。節ではないのはin the groundにSVが入っていないからです。ただおぼえていますか?「前置詞+名詞」は何の働きをしましたっけ?そう形容詞か副詞です。ではこの場合は?

副詞です。in the groundはplayを修飾するからです。「グラウンドで→やる」

この場合は「副詞句」と呼ぶこともあります。

この様に後のまとまりのことを句とか節とかいいます。このまとまりがわかってくると英語を単語単語でとらえなくなってきます。どうなってくるかというと、意味のかたまりごととらえるようになります。これをチャンクとよびます。その感覚がわかってくると驚くくらい英語がすいすい入ってきますよ。

 

さて今日は五文型と品詞の関係、句と節について学びました。

かなり英語の基盤が身についてきたのではないでしょうか?ただまだ具体的に英語の話は触れてないので、なぜこれが役立つんだ?って感じですか?

まあそうあせらずに。遠回りが近道ですから。

それではまた!