【英語学習者向けブログ】一年間の留学でどれだけ英語をマスターできるのか

こんにちは。

ちょっと今日はこれまでの英語の基礎のお話とは違うトピックで書いていこうかと思います。

 

テーマは留学

 

一昔前までは海外留学は珍しかったですが、近年はものすごい数の人が留学しています。しかも英語圏の国以外にもたくさんの日本人が渡航し、言語のみならず文化や芸術、スポーツをまなんでいます。わたしは社会人になって数年後にオーストリアに留学しました。脱サラして。もうあの留学の一年は何もかも新鮮で最高の日々でした。思い出に浸るのは別の機会にして、今日は1年の留学でどれだけ英語がまなべるか話そうと思います。

 

まず、留学する人の多くの目的が語学です。英語を学ぶために留学先で語学学校にはいり、世界の人々の交流を通じて英語を学びます。ただ多くの人が一年足らずの留学で英語をマスターすることがどれだけ難しいかも痛感してます。たまに留学したら英語ペラペラだなんていうステレオタイプを持っている人がいますが、なかなか難しいと思います。ただやり方さえ間違わなければ、可能でもあります。

 

とはいえ、英語を学ぶことだけが留学の目的ではないと思います。わたしは留学の目的は様々であると思ってます。わたしの友人は、1年留学しましたが、全く英語が話せず帰ってきました。しかし彼女は異国の地でたくさんの友達ができ、異国の地でどうしたら暮らしていくか学び、異国の地の文化に積極的にふれていました。帰国する際、英語は学べなかったけど人生においてものすごくプラスになったと話していました。自分の価値観や物差しの幅を広げることも立派な留学の目的です。

 

さて話をもどします。

わたしは一年の留学でトイック900点、IELTS7.0を獲得しました。

たいしてすごくはないですし、もっと高い点数を取る人もいると思います。

すごいすごくないは別として、ある程度ネイティブとコミュニケーションを取れるようになりました。もちろん工夫したことや勉強したことをお伝えしますが、もっといえばからやっとけばよかったなんて後悔することだってあるわけで、それもお伝えします。

 

 

 

【英語学習者向けブログ】英語の構造把握~名詞、形容詞、副詞の句と節~

こんばんは

日本シリーズラグビーを両方見ています。

さすがニュージーランドオールブラックスですね。

明日は日本戦!楽しみです。

 

さて本日が最後の英語の構造把握の内容です。

基礎中の基礎でありながら、意外に理解していない人の多い内容ですが、これまでの内容は覚えましたか?

 

さて、以前名詞と形容詞と副詞がとても大切になるとの話をしました。というのも英語の文はこの3つの品詞が句や節となって作り出されるのです。もちろん句や節は覚えていますよね?

 

わたしは名詞、形容詞、副詞の区別をつけるためにカッコを使い分けてました。

名詞=[    ]

形容詞=〈 〉

副詞=(  )

さて一つずつ説明していきましょう。

 

まずは名詞句節の話から。名詞はSOCになるのは覚えてますか?

I like english.

の I も名詞、 english も名詞ですよね。

ただ英語はこれでは終わりません。SOCが句や節になります。

 

1.名詞句

[Playing soccer] is very fun

My hobby is [playing the guter.]

下線部分が名詞句になります。いわゆる動名詞で1文目は文のS、2文目は文のCになっているのがわかります。名詞の働きとは文中のSOCになるのですが、句では2語以上の語でなりたちます。

 

2.名詞節

I hope [that she eill pass the exam].

I dont know [whether I can do it]

1文目2文目がOとして名詞節を導いています。こんどは節ですのでSVが入ってます。

 

さあここで重要なのが、どこからどこまでが句なのか?どこからどこまでが節なのかを抑えることです。たとえばPlaying soccer in the park is very funならisの前までが名詞句になります。このようにどこまでが句か節かを抑えれるようにしてください。

もう一つ重要なこと。それは文法上で名詞句節を取るものを覚えなければならないということ。たとえば先ほど動名詞がでてきました。これは文字通り「動詞」が「名詞」になるので名詞句になるのです。ほかにも不定詞があります。この不定詞のなかに名詞的用法があり、これも名詞句を導けます。あとは「that」の使い方。接続詞になるものは名詞節をみちびき、関係代名詞の「that」は形容詞句になります。ああややこしい。これら文法の話は後日します。

 

3.形容詞句

the woman 〈standing over there〉 is my girlfirend.

standing over there がthe womanを修飾しています。もちろん名詞を修飾しているんで形容詞句になるわけですね。

 

4.形容詞節

I dont know the reason 〈why he gets angry〉.

ここではwhy以下がthe reasonを修飾しているので、形容詞節になります。

 

先ほどの繰り返しになりますが、名詞句節と同じように、形容詞の働きをする文法事項を覚えなければいけません。たとえば上記3の文は分詞という文法事項で前の名詞を必ず修飾します。4の文は関係副詞ですね。こういったものは中学高校でさんざん文法として扱われているにもかかわらず、それぞれの文法がどんな働きをするか、名詞なのか形容詞なのか副詞なのかを理解していないので、文法を文法でしか解釈できないのだ。

 

では副詞はどうでしょうか?

 

5.副詞句

I live (in Japan).

前回触れましたが前置詞+名詞はどんな働きをしましたっけ?答えは形容詞と副詞です。ここではin Japanが副詞の働きをしていますがなぜでしょう?それはliveという動詞を修飾しているからです。どうして修飾しているとわかりますか?だって「日本に→住む」というように「住む」を「日本に」が説明しているからです。

 

6.副詞節

(When I waked up,) my mother was drinking a coffee.

カッコ内が節になっているのはわかりますよね。これは何を修飾してますか?was dirinkingです。だって「私が起きたとき→飲んでいた」となるじゃないですか。だから副詞節なんです。

接続詞でつながれている文は名詞か副詞の働きをします。

さきほどあった I hope that she will pass the examは名詞節を導いていましたよね。それはhopeの目的語になっているから。でも今回の文は副詞節を導きます。だいたいカンマがついている接続詞の文は副詞節ですね。

 

なんとなくお判りいただけたでしょうか?

ここがきっちりわかると英語の理解がぐんと進みます。なぜかというと英語を単語で理解しなくなるからです。ここがものすごく重要。単語単語で意味をつながって理解していくのは中学レベルが限界です。高度な文章になればそうはいきません。高度というよりネイティブにとっては日常の文は絶対に単語単語で読めません。たとえば新聞とかね。じゃあどうするかというと、このように句や節としてグルーピングして読んでいくのです。これが効果てきめん!!!いわゆる巷ではやったスラッシュリーディングとは意味の塊にスラッシュを入れて分けているのですが、スラッシュは、この句や節の塊ごと切っているのです。ただわたしは受験勉強時代、かっこを使ってそれぞれの句や節を分けるやり方をマスターしたので、成績が偏差値20くらいあがりました。だから最初に3種類のかっこを紹介したのです。あの3種類のかっこを使って英文を分けることができれば、すぐに英文が読めます。また文を作る際にも句や節を理解し、どの文法がどの品詞の働きをするかを理解すればあとは簡単に文が作れます。

これが英語の構造把握なのです!!!!!!!!!!!

いままでここにたどりつくまでいろいろな知識を話してきましたが、すべてはこの名詞形容詞副詞の句と節を理解してほしいためだったのです。理解できましたか?理解してください。理解したらなんでもいいので英語の文章を一文よんでください。

たとえば

the angels celebrate the birth of Jesus christ by singing and playing musical instrument.

という文を構造把握しますか。かっこ使いますよ

the angels celebrate the birth 〈of Jesus christ〉( by singing and playing musical instrument).

こんな感じです。そうすると気づくことがあります。かっこにくくられていないところに注目。

the angels celebrate the birth

  S    V   O

きれいなSVOの文になってますよね。だから一番最初に言ったんだ、すべての英文は5文型に分かれるって。どれだけ長い文であろうと、このようにかっこでくくってしまえばシンプルな文だけが残る。これが文の一番重要なとこなの。だからこの文の意味で重要なとこは「天使が誕生をいわった」という部分で残りの部分は修飾部分にすぎない。

誰の誕生?→イエスキリストの

どう祝った?→うたったり楽器を弾いたりして

 

こうすると異様に文がシンプルに見えるし、簡単に訳せるように思いませんか?

 

これマスターしたら、英文なんてあほほど簡単に読めますよ。

ということで今日で英文の構造把握編は終了。

 

今後の流れを説明します。

本日までで基礎中の基礎中の基礎(だけどほとんどの人がわかってない)である英文の構造把握について説明してきました。

次回は

重要な文法事項(どの文法事項が名詞形容詞副詞の働きをするか)を説明してきます。それぞれの文法内容は自分で学んでください。だってそんなの教科書や問題集に乗ってるから。それ以上に大事なのは繰り返しているように、どの文法がどの働きをするかである。それを教えていきます。

これができたら、具体的な4技能の向上方法について教えていきます。

 

ながかったー

長くなりすいません。

それではまた次回お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

【英語学習者向けブログ】英語の構造把握~五文型と品詞の関係、句と節~

こんちは。大型台風が接近し、うちの周りは大荒れです。

せっかくの休み、せっかくの三連休がだいなしですよ。色々お出かけしようと思っていたのに。

さて、前回、前々回と英語の構造把握のお話しをしてきました。

前回までの話を聞いて、こんなこと覚えるより英語に触れたほうがましだよだとか、こんな文法やっても意味ないよとか声が聞こえてきそうですが、日本人はこれを勉強しなければ無理です。これやらないからいつまでたっても英語ができるようにならなのですよ。急がば回れ

まだ話すことはたくさんあります。いったん復習します。

 

5文型は?

1文型:SV

2文型:SVC

3文型:SVO

4文型:SVOO

5文型:SVOC

 

英語で使われる品詞は?

名詞、動詞、形容詞、副詞、接続詞、助動詞、助詞、冠詞、前置詞、代名詞、疑問視

 

この辺は頭に入りましたでしょうか?

では今度は品詞と5文型の関係について話していきますよ。

 

それぞれのS、V、O、Cには、使われる品詞が決まっています。

S=名詞のみ

V=動詞のみ

O=名詞のみ

C=名詞、形容詞のみ

 

基本的な文とは、名詞動詞形容詞のみで作られると言う事がわかります。なぜならば5文型はこの3つの品詞しか使われないので。

てことは基本的な英文を作りたいのであればまずは名詞、動詞、形容詞を覚えることが最優先です。これ以外の語は、修飾語と呼ばれるものになります。英語ではMとして扱われます。

I live in Toko.  

I=S  live=V    in Tokyo=M

となります。

 

さて、つづいてはもう一つ重要な、節と句についてお話ししましょう。

と言ってもこの2つの区別はとっても簡単。

節=SVを含む文

句=SVを含まない文

 

たとえば

I think that he is a good person. という文があります。

これは何文型だと思いますか?

 

3文型です。

S=I   V=think      O=that he is a good person

となります。この時、Oはいくつかの単語が連なっていますが、thatという接続詞がhe is a good personをI thinkとつなげています。これを「that節」と呼びます。この接続詞は後ろに節を導けるのです。

ではこれはどうでしょう。When he came home, I was drinking a coffee.

こんどはwhenという接続詞がhe came homeをI was drinking a coffeeとつないでいます。このときwhen he came homeのことを「副詞節」とよびます。節となる理由はわかりますよね?he cameというSVが入っているからです。ではなぜ「副詞」になるのか?when he came homeは何を修飾していますか?「彼が家に帰ってきたとき→飲んでいた」ですよね。なのでwas drinkingという動詞を修飾しています。だから「副詞」になるのです。節はわかりましたか?

では次はどうでしょう?

I play soccer in the ground.

S=I  V=play O=soccer   M=in the ground

Mにいくつかの語が入っていますね。 これを前置詞句といいます。節ではないのはin the groundにSVが入っていないからです。ただおぼえていますか?「前置詞+名詞」は何の働きをしましたっけ?そう形容詞か副詞です。ではこの場合は?

副詞です。in the groundはplayを修飾するからです。「グラウンドで→やる」

この場合は「副詞句」と呼ぶこともあります。

この様に後のまとまりのことを句とか節とかいいます。このまとまりがわかってくると英語を単語単語でとらえなくなってきます。どうなってくるかというと、意味のかたまりごととらえるようになります。これをチャンクとよびます。その感覚がわかってくると驚くくらい英語がすいすい入ってきますよ。

 

さて今日は五文型と品詞の関係、句と節について学びました。

かなり英語の基盤が身についてきたのではないでしょうか?ただまだ具体的に英語の話は触れてないので、なぜこれが役立つんだ?って感じですか?

まあそうあせらずに。遠回りが近道ですから。

それではまた!

 

【英語学習者向けブログ】英語の構造把握~品詞~

こんばんは。明日実はラグビーワールドカップを見に行きます。スコットランド対ロシア戦ですが。ワールドカップ自体日本でやることが珍しいのでどんなチームであれ、見に行けるのはとても贅沢なことですよね。

来年はオリンピックも控え、各地インバウンドの観光客でにぎわっていることでしょう。そんな時に突然外国人から道を聞かれたら・・・リアルな英語は机上の英語とはわけが違いますよ。言語も生き物だなと肌で感じます。

 

そんなわけで本日も続きを行っていきましょう。

前回は5文型についてお話をしました。覚えていますか?

 

今回のテーマは品詞です。この品詞の理解も英語を理解するにあたり非常に重要な単元です。ではまずは、みなさんが知っている品詞を挙げてみてください。〇〇詞というものが品詞の仲間になります。

 

名詞

動詞

形容詞

副詞

接続詞

助動詞

冠詞

前置詞

代名詞

疑問詞

 

このくらいでしょうか。

さあ、ここで重要なことは

1.それぞれの単語がどのグループに属するかわかること

2.それぞれの品詞の働きは?

 

例えば1に関して

penの品詞は?名詞ですよね。canの品詞は?助動詞ですよね。beautifulの品詞は?形容詞ですよね。これは単語の意味を覚えると同時に品詞も覚えてもらいたいですが、でも意味を考えると日本語から品詞が想像できますけどね。だってrunを「走る」で覚えたら動詞ってわかりますよね。「~ゥ」となる単語は動詞ですもん。

 

例えば2に関して

名詞ってどんな働き?動詞ってどんな働き?まあ何となくのイメージでいいのですが。

とにかく上記の品詞の中で絶対に覚えてほしい働きが2つあります。

形容詞の働きと副詞の働きです。

 

形容詞の働き→名詞を修飾するor動詞の後ろに来る

副詞の働き→動詞、形容詞、副詞を修飾する

 

修飾の意味は分かりますか?要するに説明するって感じですかね。

まずは形容詞から例を見てみましょう。

she is a beautiful girl.

まずはgirlという名詞をbeautifulという形容詞が修飾しています。要はどんなgirlかを形容詞が説明しているんですね。

この文は she is beautiful でもいいかえれます。このパターンは、「形容詞が動詞の後ろに来る」パターンですね。

 

つづいて副詞の働き。これがわりとややこしい。納得してもらえるだろうか・・・

I often eat sushi. この中で副詞は何かわかりますか?

oftenです。ではoftenは何を修飾していると思いますか?

「I?」「eat?」「sushi?」

応えはeatを修飾しています。日本語で考えてみてください。「しばしば→食べる」というように食べる頻度の説明をしていますよね。決して「しばしば→わたし」「しばしば→すし」という修飾の仕方ではないとわかります。

ではこれはどうですか?

I like soccer very much

ここで問題はvery とmuchの品詞です。まずveryは何を修飾してますか?こたえはmuchです。ではmuchは?「とても」なので「とても→すき」と「like」を修飾しています。すると、likeという動詞を修飾しているから、muchは副詞。さらにmuchという副詞を修飾しているからveryも副詞になります。

 

皆さんが今考えていることがよくわかりますよ。

そんなことおぼえなくたってI like soccer very muchの意味は分かるよ。品詞を覚えたってショーがねーじゃん。

でもあえてここでは詳しく説明はしませんが、この知識が英語が複雑になったときの理解の道具として、はたまた英文を自分で作る材料として非常に役立ちますので、だまって覚えてください。

 

とにかく「形容詞の働きは?」「副詞の働きは?」を覚えましたか?

 

それでは次に、単語数の少ない品詞からさらっとふれますか。

 

冠詞→a,an,the

疑問詞→what, who , when, where, why, how, whose

代名詞→I you she he we they it 

 

ここはいいでしょう。

 

次は接続詞。接続詞とは文字通り文と文、単語と単語をつなげるものです。

これは2種類あります。

 

1、等位接続詞:等しいくらいのものを並べるand or but

2、従位接続詞:後に文を従えるwhen if because など

 

等位接続詞はかならず前後で等しい品詞を並べます。わかりやすいのは

I eat icecream and humberger. こんなのは何と何を並べているか言うまでもないでしょう。では

I went back home and watched TV. はどうでしょう?ここではand でwent back home

watched TV.が並べられています。これもめちゃ重要。なぜならば長文でandやorが出てきたとき、何と何を並べているかわかるだけで訳を導き出せるからです。

コツは

andの直後の品詞を考える→その品詞と同じ品詞をandの前から探す

これで並べている語がわかるようになります。

 

次!従位接続詞です。これは後ろに文を従えるという意味ですが、例えば

if I wake up early tomorrow, I will run inthe park.

などかならず文が後ろに来ます。

 

あ・・

そもそも文てなんですか?

それはSVを含んでいる文です。だって5文型の時に、英語はすべて5文型に分かれるといいました。そして5文型はすべてSVを含んでいます。だからSVを含んでいる文を「文」と呼びます。

こんなのも従位接続です。

I think she has a good characteristic.

これはthatが従位接続詞です。なんでですか?それは I thinkという文の後に、she has a good characteristic.という文をつなげているからです。

 

これが接続詞です。日本語では、「~から」とか「~とき」は文と文の間に来ますよね。「わたしが子供の時、よく公園で遊んだ」みたいに

でも英語は文の最初につきますからね。「When I was a child, i used to play in the park」

 

後の品詞も割と重要です。

 

助動詞:動詞に意味を付け加える。can may must will have toなど

  I can play the pianoは「することができる」と動詞に意味を付け加えていますよね。

 

前置詞:in on at of off with without over onto into

この前置詞は、場所や方向などを表す単語で、直接的な日本語訳はないものです。

ただし、この前置詞、めちゃ大事なポイントがあります。

前置詞は後ろが多くの場合名詞になります。その際、前置詞+名詞の働きが2種類あります。

 

1、形容詞の働き

2、副詞の働き

 

例でみていきましょう。

the dog on the desk jumped. これは「机の上の犬が飛んだ」という文です。さて「on the desk」は何を修飾していますか?そうです「the dog」です。なぜなら「机の上の→犬」だからです。この時「on the desk(前置詞+名詞)」は形容詞の働きをしていますよね。

 

では次は?I played baseball in the park. 「in the park(前置詞+名詞) 」は何を修飾してますか?そうです。「play」です。なぜならば「公園で→やった」からです。これは副詞の働きをしています。

ここね、めちゃくちゃ重要ポイントだって説明しながら気づいた。

すさまじく読解等に役に立ちます。ということで覚えといてください。

 

かなり長くなりましたが、品詞の話は以上にしたいと思います。

前回と今回は、英語の基本中の基本なのでかならず頭に入れてください。そしてだんだんと話を進めていくとそういうことだったのかと気づくことも多くなっていくと思うので、ご心配なく!

 

あー疲れた

それでは!

【英語学習者向けブログ】英語の構造把握~5文型~

こんにちは。

さて今日からは具体的に英語の基礎基本をお伝えしていきます。

前回の記事で、「英語の原理原則」と表現しましたが、この原理原則を身につけることにより、皆さんが勉強しているリスニングやスピーキングの理屈がわかり、丸暗記から脱却できます。たまに英文1000本ノックとかいって、1000文丸暗記している人がいますがちょー効率悪いですよね。原理原則を身につければ、そんな苦労がなくなるのに。

とはいえこの原理原則を身につけるのはそれなりの時間と労力がかかるのは間違いありません。この時間と労力をへらすために、このブログを始めたといっても過言ではないので、できるだけわかりやすくまとめていきますよ。頑張ってひとつずつ理解していってください。

 

まずは5文型から。

皆さんに質問です。英語の5文型をすべて答えてください。

高校の一番最初の授業でやったなーって感じですよね。もちろんやります。基礎中の基礎なので

 

1文型:SV

2文型:SVC

3文型:SVO

4文型:SVOO

5文型:SVOC

 

すべての英文は、そうすべてのすべての英文はこの5文型のどれかに分かれます。どんなに長い文でもこの5つに分かれていきます。この5文型をしっかり押さえないと英語が理解できないといっても過言ではないでしょう。

 

 

それでは順を追ってみていきます。それぞれの意味からふれましょう。

 

S=主語 V=動詞 C=補語 O=目的語 

 

お気づきかと思いますが、英語の文章にはすべてにおいてSとVがあります。そしてこの中で最も重要なものがV(動詞)なのです。なぜならば、動詞によってそのあとに続くOやCが決まってくるからです。簡単に言うと、この動詞はOだけを取る、この動詞はOとCを取るなどのように、動詞ごと後ろに来るものが変わってくるからです。それでは世の中にあるめちゃくちゃたくさんの動詞すべての使い方を覚えなきゃいけないのと思った人・・・そんなことはありません。なぜならば2文型や4文型、5文型の動詞は数に限りがあるため、それだけを覚えればあとは1文型か3文型のどちらかです。この分け方は後日またお伝えしますね。とにかく「動詞の使い方が死ぬほど重要!」ということは覚えておきましょう。

 

話を戻します。

まずは5文型それぞれの違いについて理解しましょう。

 

〈1文型〉SとVだけで成り立つ文 例:I run in the park.

               SがI、runがVになります。in the parkはなんなのか?後ほど詳しく説明しますが、実はin the parkがなくても文が成り立つので、これらを修飾語とよびます。

 

〈2文型〉S=Cが成り立つ文 例:I am a teacher.

I は teacher なのでS=Cとなります。

 

〈3文型〉S≠Oの文 例:I have a pen.

I は a pen ではないのでS≠Oとなります。

 

〈4文型〉O≠Oの文 例:I gave her a present.

her は a present  ではないのでO≠Oとなります。かならず一つ目のO=人、2つ目のO=もの になります。

 

〈5文型〉O=Cが成り立つ文 例:I call the dog pochi.

the dog は pochi となるのでO=Cとなります。

 

このようなかたちで5文型は成り立っています。このくらいの知識は朝4時にたたき起こされても寝ぼけ眼でも言えるようにしておきましょう。

 

 

さきほど「動詞が命」ということを伝えましたが、runは1文型を取る動詞、haveは3文型を取り後ろに目的語を取る動詞となります。ちょっと難しいのは、動詞によって複数の文型を作れるということです。例えば5文型のcallですが、3文型になるとI call youで「私はあなたに電話をかける」ですが、5文型になるとI call the dog Pochi 「私はその犬をポチと呼ぶ」になります。callは3文型も5文型もとる動詞なのです。

 

 

私がこれら動詞の使い方をすべて覚えようとしたかというとそんなことはなく、次第に使い方に慣れていったという感じです。まあ慣れていくとこれは3文型かこれは4文型か見ないな感覚になれるので、そんなに焦る必要はありません。

ただし!5文型がどういうもので、違いは何なのかは必ず覚えましょう!!

それでは本日はここまで。

明日は品詞について学びましょう。

 

【英語学習者向けブログ】英語を勉強するとき、何から学べばいいの?

英語を学習するときの大きな悩みの一つとして、「何の勉強をいつすればいいのか」ということです。

まず「何の勉強を」から分解していきましょう。

英語を使えるようになるには、ご存じのように4技能が重要です。

スピーキング

リスニング

ライティング

リーディング

 

この4技能をバランスよく勉強することが大切です。

でも本人の英語を勉強する目的によって、勉強するテーマを絞ることもあります。例えば「東京オリンピックで東京に来た外国人を接客したい!」という目的でしたら当然ながらスピーキングとリスニングが重点テーマとなります。

みなさんの英語を勉強する目的は何ですか?上記4技能のなかでどこを重点的に勉強しますか?

自分の目的をよく考えたうえで、何を勉強するか何を優先的に学ぶかを決めましょう!

 

なんて話は当たり前のこと

 

そう考えて、いきなり英会話の本を買ったり、いきなりリスニングの本を買うからいつまでたっても英語ができるようにならないんだ。

 

ちょっと少し話をそらします。

かなり前の話になりますが、you tube上で武井壮さんが講義をしている動画を見ました。武井壮さんと言えば、陸上を始めゴルフ、野球、ビリーヤードなどあらゆるスポーツを一流にこなすアスリートタレントです。なぜそこまでいろんなスポーツが器用にできるのか?彼の答えはこうです。「いきなりそれぞれのスポーツの練習をするのでなく、まずは自分の体を思った通りに動かす練習をする。それができるようになれば自分のイメージ通り体が動くので、すぐにスポーツが上達する」

この話からピンときました。

 

たとえて言うならば、武井壮さんの行うそれぞれのスポーツは「英語の4技能」です。

では「思った通りに体を動かす」という練習は英語で言うとなんなのか。

 

それは「英語の文構造把握」と「文法」です。

この2つのことをきっちり勉強すると、4技能がとてもスムーズに勉強できます。

英語の原理原則を学んだあとにそれぞれの技能を鍛えていくというイメージでしょうか。当たり前ですが、単語はもちろん勉強する必要ありますよ。

 

かつて学校教育は、「文法至上主義」だとか「リーディング偏重」だとか「6年以上も勉強して日本人はだれも英語を話せない」だとかめちゃくちゃたたかれました。

 

しかしです。わたしはあの勉強方法は理にかなっていると思います。なぜならば先ほどお伝えした「文構造把握」と「文法」をひたすら勉強して、英語の原理原則を叩き込んでいたからです。何が問題だったのかは「スピーキング」や「リスニング」に移行するステージを持たなかったことです。原理原則を身につけた後に、スピーキングやリスニングを行えば、どれだけ多くの人が英語を楽に身につけたでしょうか。多くの方は(主に大学受験をそれなりに頑張った人)原理原則をそれなりに身につけたのにもかかわらず、そのまま英語の学習を終わりにしてしまったことが最大の問題があるのです。

先ほどの武井壮さんの例でいうならば、体をイメージ通り動かす練習をしたのに、具体的なスポーツの練習を全くせずに終わってしまったという感じです。

なんのためにその練習したの・・・・って感じですよね。

たくさんの日本人がそれで終わっているのですよ。逆を言えば、そこの基礎がしっかりしている人は、スピーキングやリスニングは驚くほど速く身につくことができます。

 

さて今日は英語の原理原則の重要さについてお伝えしました。まずはここから勉強していくことをお勧めします。次回は具体的にどんな勉強をするのかをお伝えしていきますね。

 

それでは!

 

 

【英語学習者向けブログ】なぜ日本人は英語が身につかないのか

こんにちは。

今日も英語学習について書いていきましょう。

今日は日本人にとっての英語学習の難しさについてです。

 

よく日本人は「なぜ中高6年間も勉強をして、ほとんど英語がしゃべれないのか」

とバカにされます。

学生時代は毎日毎日授業で英語があるにもかかわらずです。

 

いくつか理由があります。

1.学校の英語授業が読解中心

2.日本語と英語が全く違う言語

3.明治時代の日本語への翻訳

 

 

1.学校の英語授業が読解中心

さて、現在20代後半以上の方はもろに「受験英語」とよばれる授業を学校で受けてきたと思います。かくいう私も高校時代は毎日膨大な量の英文をひたすら日本語に直す宿題を課され、先生は授業で訳のみ言うという授業でした。恐ろしいことに、私が受験を終えたとき、英字新聞が読めるのにまったく外人と話せないというあり得ない現象が起きました。現在、英語教育はかなりの改善が図られ、現場の先生方は「読解至上主義」からの脱却を図っていることだと思います。

 

2.日本語と英語が全く違う言語

日本語という言語は、英語という言語と全くと言っていいほど違う言語です。よく勘違いされるのですが、留学を一年くらいいくと英語がペラペラになって帰ってくるという幻想があります。逆に考えてみましょう。アメリカ人が1年日本に住んでペラペラになっている人を見たことありますか?私の周りの英語ネイティブは日本に住んで5年ほどたちますが未だに日本語がままならない状態です。そのくらい日本人からすると英語をみにつけづらく、アメリカ人イギリス人からすると日本語はみにつけづらく、それは言語の性質が全く違うからです。英語の身につけやすさは言語によって違います。

 

下記は英語をどのくらいの長さでマスターできるか言語別にしたものです。

Group 1:フランス語、スペイン語、ドイツ語→480時間

Group 2:ギリシャ語、ヒンディ語インドネシア語→720時間

Group 3:ロシア語、ヘブライ語トルコ語→1320時間

Group 4:日本語、中国語、韓国語、アラビア語→2400~2760時間

 

これでよくわかるでしょう。なぜ日本人がこれだけ英語を学ぶのに苦労するか。

日本語は、あらゆる言語の中でもトップクラスに英語とかけ離れた言語だということです。留学していた時に不思議に思っていたことがあります。なぜヨーロッパの奴らはこんなにもペラペラしゃべれるのか?国民性か?イギリスに近いからか?かなりレベルの高い英語教育をしているのか?いやいやそうではないのです。ヨーロッパの言葉と英語は、言語自体に共通性が多いからです。特に文法。あいつらは単語を覚えていくことで自然と話せるようになるのです。我々が韓国語を学ぶのと同じですね。すぐ外国語を身につけたければ韓国語はおすすめですよ。ということで日本語と性質がかけ離れた言語これが英語なのです。

 

3.明治時代の日本語への翻訳

江戸時代の鎖国を終えた日本は富国強兵をかかげ、欧米列強に強いライバル視を抱くようになります。数多くの日本人が海外へ渡航し、さまざまな知識を取り入れてきます。そうなると日本に大量の英語が輸入されてきます。そこで日本人がとった行動は、すべての輸入された英語を日本語に翻訳することでした。いや正確に言うと、英語をもとに新しい日本語を作っていく感じでしょうか。当時は翻訳できない英語がたくさんあったので、当て字でどんどん新しい日本語を作っていきます。戦時中になると、英語を使うことを嫌い、すべて日本語に直すくらいでした。これがのちにあだとなるとは・・・。話は変わりますが、東南アジアのフィリピンなどは母国語があるにもかかわらず英語が流ちょうな人がたくさんいます。イギリス領だったということもありますが、基本的な学校教育はすべて英語で行われているのです。なぜか?それは学校で教える教科の言葉に対応する母国語がないからです。日本のように「マスマティックス」を「数学」と訳せないからです。そうなったら英語で教えるしかないでしょ。だから教育は英語のみで、当たり前だけど全教科英語で教えられていたら英語ができるようになるでしょ。日本人は、明治時代ほとんどの英語の言葉を日本語に直してしまったせいで現在各教科を日本語で学べるのです。いってみたら日本人は頭が良すぎて英語がしゃべれなくなったとでも言いましょうか。皮肉なことですよね。

 

さあ、日本人が英語ができない理由をつらつらと書いていきました。これだけでなくいろいろな要因が重なって日本人の英語学習の障壁となっていますが、私の結論としては

 

 

「全部言い訳」

そんなの関係ないね。

 

英語ができない理由は、勉強の仕方が悪い。努力を継続してない。それだけ。

上記に書いたことを言い訳にして、英語から逃れられるか?いや無理です。国際化グローバル化は誰が何と言おうと進んでいます。英語で話しかけられて、ニコッと笑ってごまかして済む時代は終わっています。上記3つの「言い訳」は忘れて、どうしたら英語が身につけられるようになるのか、それをこれから語っていきますよ。

 

それでは!