【英語学習者向けブログ】英語の構造把握~名詞、形容詞、副詞の句と節~

こんばんは

日本シリーズラグビーを両方見ています。

さすがニュージーランドオールブラックスですね。

明日は日本戦!楽しみです。

 

さて本日が最後の英語の構造把握の内容です。

基礎中の基礎でありながら、意外に理解していない人の多い内容ですが、これまでの内容は覚えましたか?

 

さて、以前名詞と形容詞と副詞がとても大切になるとの話をしました。というのも英語の文はこの3つの品詞が句や節となって作り出されるのです。もちろん句や節は覚えていますよね?

 

わたしは名詞、形容詞、副詞の区別をつけるためにカッコを使い分けてました。

名詞=[    ]

形容詞=〈 〉

副詞=(  )

さて一つずつ説明していきましょう。

 

まずは名詞句節の話から。名詞はSOCになるのは覚えてますか?

I like english.

の I も名詞、 english も名詞ですよね。

ただ英語はこれでは終わりません。SOCが句や節になります。

 

1.名詞句

[Playing soccer] is very fun

My hobby is [playing the guter.]

下線部分が名詞句になります。いわゆる動名詞で1文目は文のS、2文目は文のCになっているのがわかります。名詞の働きとは文中のSOCになるのですが、句では2語以上の語でなりたちます。

 

2.名詞節

I hope [that she eill pass the exam].

I dont know [whether I can do it]

1文目2文目がOとして名詞節を導いています。こんどは節ですのでSVが入ってます。

 

さあここで重要なのが、どこからどこまでが句なのか?どこからどこまでが節なのかを抑えることです。たとえばPlaying soccer in the park is very funならisの前までが名詞句になります。このようにどこまでが句か節かを抑えれるようにしてください。

もう一つ重要なこと。それは文法上で名詞句節を取るものを覚えなければならないということ。たとえば先ほど動名詞がでてきました。これは文字通り「動詞」が「名詞」になるので名詞句になるのです。ほかにも不定詞があります。この不定詞のなかに名詞的用法があり、これも名詞句を導けます。あとは「that」の使い方。接続詞になるものは名詞節をみちびき、関係代名詞の「that」は形容詞句になります。ああややこしい。これら文法の話は後日します。

 

3.形容詞句

the woman 〈standing over there〉 is my girlfirend.

standing over there がthe womanを修飾しています。もちろん名詞を修飾しているんで形容詞句になるわけですね。

 

4.形容詞節

I dont know the reason 〈why he gets angry〉.

ここではwhy以下がthe reasonを修飾しているので、形容詞節になります。

 

先ほどの繰り返しになりますが、名詞句節と同じように、形容詞の働きをする文法事項を覚えなければいけません。たとえば上記3の文は分詞という文法事項で前の名詞を必ず修飾します。4の文は関係副詞ですね。こういったものは中学高校でさんざん文法として扱われているにもかかわらず、それぞれの文法がどんな働きをするか、名詞なのか形容詞なのか副詞なのかを理解していないので、文法を文法でしか解釈できないのだ。

 

では副詞はどうでしょうか?

 

5.副詞句

I live (in Japan).

前回触れましたが前置詞+名詞はどんな働きをしましたっけ?答えは形容詞と副詞です。ここではin Japanが副詞の働きをしていますがなぜでしょう?それはliveという動詞を修飾しているからです。どうして修飾しているとわかりますか?だって「日本に→住む」というように「住む」を「日本に」が説明しているからです。

 

6.副詞節

(When I waked up,) my mother was drinking a coffee.

カッコ内が節になっているのはわかりますよね。これは何を修飾してますか?was dirinkingです。だって「私が起きたとき→飲んでいた」となるじゃないですか。だから副詞節なんです。

接続詞でつながれている文は名詞か副詞の働きをします。

さきほどあった I hope that she will pass the examは名詞節を導いていましたよね。それはhopeの目的語になっているから。でも今回の文は副詞節を導きます。だいたいカンマがついている接続詞の文は副詞節ですね。

 

なんとなくお判りいただけたでしょうか?

ここがきっちりわかると英語の理解がぐんと進みます。なぜかというと英語を単語で理解しなくなるからです。ここがものすごく重要。単語単語で意味をつながって理解していくのは中学レベルが限界です。高度な文章になればそうはいきません。高度というよりネイティブにとっては日常の文は絶対に単語単語で読めません。たとえば新聞とかね。じゃあどうするかというと、このように句や節としてグルーピングして読んでいくのです。これが効果てきめん!!!いわゆる巷ではやったスラッシュリーディングとは意味の塊にスラッシュを入れて分けているのですが、スラッシュは、この句や節の塊ごと切っているのです。ただわたしは受験勉強時代、かっこを使ってそれぞれの句や節を分けるやり方をマスターしたので、成績が偏差値20くらいあがりました。だから最初に3種類のかっこを紹介したのです。あの3種類のかっこを使って英文を分けることができれば、すぐに英文が読めます。また文を作る際にも句や節を理解し、どの文法がどの品詞の働きをするかを理解すればあとは簡単に文が作れます。

これが英語の構造把握なのです!!!!!!!!!!!

いままでここにたどりつくまでいろいろな知識を話してきましたが、すべてはこの名詞形容詞副詞の句と節を理解してほしいためだったのです。理解できましたか?理解してください。理解したらなんでもいいので英語の文章を一文よんでください。

たとえば

the angels celebrate the birth of Jesus christ by singing and playing musical instrument.

という文を構造把握しますか。かっこ使いますよ

the angels celebrate the birth 〈of Jesus christ〉( by singing and playing musical instrument).

こんな感じです。そうすると気づくことがあります。かっこにくくられていないところに注目。

the angels celebrate the birth

  S    V   O

きれいなSVOの文になってますよね。だから一番最初に言ったんだ、すべての英文は5文型に分かれるって。どれだけ長い文であろうと、このようにかっこでくくってしまえばシンプルな文だけが残る。これが文の一番重要なとこなの。だからこの文の意味で重要なとこは「天使が誕生をいわった」という部分で残りの部分は修飾部分にすぎない。

誰の誕生?→イエスキリストの

どう祝った?→うたったり楽器を弾いたりして

 

こうすると異様に文がシンプルに見えるし、簡単に訳せるように思いませんか?

 

これマスターしたら、英文なんてあほほど簡単に読めますよ。

ということで今日で英文の構造把握編は終了。

 

今後の流れを説明します。

本日までで基礎中の基礎中の基礎(だけどほとんどの人がわかってない)である英文の構造把握について説明してきました。

次回は

重要な文法事項(どの文法事項が名詞形容詞副詞の働きをするか)を説明してきます。それぞれの文法内容は自分で学んでください。だってそんなの教科書や問題集に乗ってるから。それ以上に大事なのは繰り返しているように、どの文法がどの働きをするかである。それを教えていきます。

これができたら、具体的な4技能の向上方法について教えていきます。

 

ながかったー

長くなりすいません。

それではまた次回お楽しみに!